渋井ジャーナル

違法捜査、誤認逮捕、冤罪事件。

備忘録

沢尻エリカ氏の取調室での供述内容や、接見室での会話内容がテレビで報道される異常な世界

投稿日:

合成麻薬「MDMA」を所持したとして麻薬取締法違反容疑で逮捕された女優の沢尻エリカ容疑者(33)=東京都目黒区碑文谷=が、警視庁組織犯罪対策5課の調べに対し、「10年以上前から違法薬物を使っていた。(合成麻薬の)MDMAやLSD、大麻、コカインを使用していた」という趣旨の供述をしていることが18日、捜査関係者への取材で分かった。

捜査関係者によると、沢尻容疑者は「これまでに有名人が逮捕されるたびに私も危ないんじゃないかと注意していた」とも供述。家族や仕事の関係者らに対し、「大変な迷惑をかけました。大変申し訳なく思います」と謝罪の言葉を述べているという。

また沢尻容疑者は、16日朝の同課による家宅捜索時、捜査員に対して「ここにあります」とMDMAの場所を自ら説明。MDMAの入手ルートについては、逮捕後の調べの中で「数週間前に(クラブの)イベント会場でもらったものだ」と話している。

同課は「違法薬物を所持している」との情報提供を受けて10月以降、内偵捜査を継続していた。捜査関係者によると、MDMAとは別の違法薬物についての情報提供だったという。

家宅捜索で同課は、粉末が入ったカプセル2錠を押収。うち1錠(0・09グラム)を鑑定した結果、MDMAと判明したため16日に沢尻容疑者を逮捕した。採取した尿の鑑定を進め、使用の有無を調べている。

(出典:産経新聞)

そもそも捜査関係者しか知り得ない情報が、テレビや新聞などの複数のメディアで報道されています。

テレビなどの報道を見ると、沢尻エリカ氏が犯罪者であるような報道がされているます。しかも、取調室の誰かが意図的に情報を流出させたのではないかと思わざるおえないほど、詳細な内容です。

沢尻エリカ氏は警視庁によって身柄を拘束されており、流出させているのは間違いなく警視庁の方でしょう。

しかし日本の公務員は職務上知り得た情報を漏らしてはいけないと法律で定められています。

国家公務員法 第100条
第1項 「職員は、職務上知ることのできた秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後といえども同様とする。」と定めている。違反者は最高1年の懲役又は最高50万円の罰金に処せられる。

地方公務員法 第34条
第1項 「職員は、職務上知り得た秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後も、また、同様とする。」と定められている。違反者は最高1年の懲役又は最高50万円の罰金に処せられる。

つまり、連日のように続く沢尻エリカ氏の詳細な報道は、警視庁の誰かの守秘義務違反によって行われているということになるのです。

本当は沢尻エリカ氏の報道と同時に、法律違反をした警視庁の誰を追求することこそがジャーナリズムなのでしょうか、日本のマスコミはすでに死んでいるので期待をしても無駄でしょう。

-備忘録

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

飯塚幸三が上級国民なのではなく、我々が下級国民なのだ、日本はそういう国なのだ

2019年4月19日の事故で胸の骨を折るなどして入院していた飯塚元院長は5月18日、退院して警視庁目白署に出頭し、任意で事情聴取を受けた。両手に杖を持ってマスクにサングラス姿で署に出入りする際の様子は …

元TBS記者の強姦容疑での逮捕状が直前で執行停止したのは、総理大臣に近い上級国民だからではないかという疑惑

今回の裁判での審理や訴状などで明らかになっている事件の経緯は、以下の通りだ。 ・2015年4月3~4日 当時TBSの政治部記者でワシントン支局長だった山口氏は一時帰国中に伊藤さんと東京都内で会食。同日 …

沢尻エリカ氏の逮捕直前映像はなぜTBSだけ入手できたのか、なぜ情報漏洩した警官は処罰されないのか。

16日夜放送のTBS番組「新・情報7daysニュースキャスター」は、逮捕前日の15日夜、いったん目黒区の自宅に帰った沢尻エリカ容疑者が白いファーをあしらったジャケットと細身のパンツに着替え、再びタクシ …

長男を殺害して実刑判決の元農水次官が保釈される、理由は上級国民だからか?

長男を殺害した罪で懲役6年の判決を言い渡された農林水産省の元事務次官、熊澤英昭被告(76)について、東京高等裁判所が20日、保釈を認める決定をし、被告は保釈金500万円を納めて保釈されました。殺人罪で …

最高裁でGPSを使用した捜査は違法と認定される

裁判所の令状を取らず捜査対象者の車両に全地球測位システム(GPS)端末を取り付ける捜査について、最高裁大法廷(裁判長・寺田逸郎長官)は15日、窃盗事件の上告審判決で、違法とする初判断を示した。「プライ …