渋井ジャーナル

違法捜査、誤認逮捕、冤罪事件。

備忘録

飯塚幸三が上級国民なのではなく、我々が下級国民なのだ、日本はそういう国なのだ

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2019年4月19日の事故で胸の骨を折るなどして入院していた飯塚元院長は5月18日、退院して警視庁目白署に出頭し、任意で事情聴取を受けた。両手に杖を持ってマスクにサングラス姿で署に出入りする際の様子は、テレビ各局が映像つきで伝えた。逃亡や証拠隠滅の恐れがないとして、警視庁は今後も逮捕はせずに在宅で捜査を続ける方針(毎日新聞19日ウェブ版など)などと複数のメディアが報じている。

週明けの20日放送の「ひるおび!」(TBS系)も、今回の退院・任意聴取を取り上げた。八代弁護士は、「退院後も逮捕なし」の現状への違和感を口にした。前半は、

「この事件って信号無視で、横断歩道を渡っていた何の過失もない2名が死亡している事故なんです。それで、実質否認事件なんですね」
と指摘した。調べに対し当人が、事故を起こしたことは認める一方で、ブレーキが効かなかった、アクセルが戻らなかったと主張していると報じられており、八代弁護士は「これは恐らく踏み間違えという認定がされると思いますけど」とみており、これが「実質否認」という表現につながったようだ。ブレーキなどの機能については、「乗用車機能検査で異常なし」(7日、共同通信)という趣旨の複数の報道が出ている。

八代弁護士は続けて、

「否認事件であって、今までは胸骨骨折で入院中だったので身柄拘束を見送るという運用は分かるんですけれど、おととい(18日)退院されて事情聴取を受けた時点で、通常だったら逮捕状(を取って)、逮捕するのが普通だと思いますね。それをなぜ今回見送ったのかについて、違和感を持っている人が多くてですね」
と指摘。その上で、

「逮捕状の請求の運用というのを警視庁が恣意的に行っているんじゃないか、という疑惑を持たれると良くないと思うんですね。逃亡の恐れがないとか、じゃあ今まで逃亡の恐れがなさそうな案件で逮捕してこなかったのかというと、決してそうではないので」
と、「違和感」をもたれる背景を解説し、

「この容疑者に関してだけ、なぜそのような運用をするのか、もう少し詳しく説明して頂きたいな、と思いますね」
と要望した。

(出典:JーCASTニュース)

元裁判官である八代弁護士もこれだけの事故を起こしても逮捕されないということに疑問を持っているようです。飯塚氏は二人を轢き殺していながら、容疑について否認しており、通常の運用であれば逮捕して事情聴取するのが普通の流れですが、今回は任意捜査になっており、あまりにも不可解な運用が行われています。

この記事の続きで若狭弁護士がこのように述べています。

また、同じ20日の放送で「とくダネ!」(フジテレビ系)も退院・任意捜査の話題を伝えた。「なぜ逮捕しないのか?」という字幕も登場した。弁護士見解としては、元東京地検特捜部で、元衆院議員の若狭勝氏の話がパネルで紹介された。若狭弁護士は

「(編注:これまでの捜査で)証拠がかなり揃ってきているので、逮捕の必要がない。逮捕しても勾留請求が(裁判所に)認められず、釈放されると考え、逮捕しなかった可能性も」
などと指摘しつつ、今後の展開として、

「仮に『自分は悪くない』『一切過失もない』と言い張り、完全否定することがあれば逮捕の可能性は出てくる」
との見立てを披露していた。

(出典:JーCASTニュース)

と述べていましたが、結果的に飯塚氏は逮捕されず、任意捜査のみで書類送検されました。

なぜ飯塚氏は逮捕されなかったのでしょうか。

基本的に逮捕の要件は「住所不定である」「証拠隠滅の恐れがある」「逃亡の恐れがある」この3つの評価を総合的にみて、逮捕・拘留するような運用がおこなわれています。

しかし、実際には警察・検察によって上記のことが厳格に評価されることなく事故を起こした場合、逮捕・拘留されることが多いのが、八代弁護士の述べる通り多いのが現状です。

しかし、今回の場合は飯塚氏「のみ」、上記の3つの評価を適用されたことによって結局逮捕されなかったということです。

なぜ下級国民には人権がが適用されず、上級国民には国家や報道機関から人権が保障されるのでしょうか。

-備忘録

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