渋井ジャーナル

違法捜査、誤認逮捕、冤罪事件。

広島県警察

広島県警が政治家の大幅スピード違反を事実上黙認する、上級国民は絶対に逮捕されないし、罪に問われない模様

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「週刊文春」(10月31日発売号)が報じた妻・案里氏の参院選における公選法違反疑惑を受けて、同日、法務大臣を辞任した河井克行衆院議員(56)。法相在任中に、悪質なスピード違反を秘書にさせていたことが新たに判明した。

事件が起きたのは10月5日。河井氏は、正午から北広島町で始まるイベントのため、急いで広島県内を移動していた。その際、河井大臣(当時)が急ぐように求め、80キロ制限の高速道路を、60キロオーバーの140キロで走行したという。

週刊文春 2019年11月14日号 (1)

50キロ以上の超過は本来、一発免停で、6カ月以下の懲役又は10万円以下の罰金となる。ところが、警護についていた広島県警の後続車両は、140キロで走る河井氏の車を追いかけつつ、事務所に注意を促す電話を入れたのみで、違反を検挙しなかったというのだ。

その決定的な証拠を「週刊文春」は新たに入手した。克行氏と事務所スタッフらとのLINE上のやり取りだ。そこには、10月5日の12時に〈県警より、「現在140キロで飛ばされていますが、このようなことをされたら、こちらとしてはかばいきれません。時間に余裕を持って、時間割を組んでください」とお電話がありました〉と記されていた。

週刊文春 2019年11月14日号(2)

広島県警に聞くと、「個別の事案については回答を差し控えます。ただ、一般論として警護対象者が乗っている車が一時的に法定速度を上回る速度超過が疑われるような事があった場合は、秘書等を通じて是正を促すこともあります」と回答した。

河井氏の事務所に一連の行為について聞いたが回答はなかった。

今年3月には、麹町署の巡査が、警察官の交通違反を見逃したとして、犯人隠避容疑で書類送検されている。一般市民の違反については厳しく取り締まる一方、政治家の違反は見逃していたとすれば、警察への信頼を失墜させることになりそうだ。

11月7日発売の「週刊文春」では、“あおり運転”を指示されたという河井氏の元運転手の詳細な証言や、公選法違反に絡み、二転三転するウグイス嬢の証言などを詳報している。

(出典:文春オンライン)

一般市民の違反については厳しく取り締まる一方、政治家の違反を見逃すことがあるようであれば、警察の存在理由が問われるような重大な不祥事です。

最近、石川県警がマイナスドライバーをいわゆる「ピッキングの道具」とみなして、マイナスドライバーを所持していた男性を逮捕する事案がありました。石川県警が男性をマイナスドライバーを所持していただけで逮捕したという事実がネットで広がり、警察への批判が巻き起こりました。

同じ日には警察の目の前で大幅スピード違反を起こしても、政治家だからという理由で見逃していたことが明らかになっていたのです。法の下の平等とはなんだったのでしょうか。

今年に入って池袋で母子二人を轢き殺しても逮捕されなかったとして飯塚浩三氏が話題に上がりました。政治家と飯塚浩三氏の共通点は警察よりも上位の役職にいるということです。つまり、逮捕するもしないも警察のさじ加減一つで決まってしまうという事実がそこにあります。

もしかしたら逮捕するしないを決めることができる警察官こそ真の上級国民なのかもしれません。

-広島県警察

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